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Author:わな
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2006/04/26 (Wed)
ファンクラブ
アクセス解析の結果を見ていたら
「ファンクラブ全曲解説」という検索で
お越しになっていた方がいらしたので
ご希望にお答えして、解説をやってみようかと思います。

しかし、解説ってあんまやったことないので
上手く書けない事を承知でお願いします…爆


01.暗号のワルツ
ファンクラブ記念すべき1曲目。
1曲目だけあって、このアルバムを象徴する様な、
そんな曲となってます。
前作ソルファと、歌詞の感じが随分と違うので
初めて聴く時は、「ええ!?」と
びっくりするかも知れない。

この曲がダメな人は、多分このアルバムは聴けない。爆

02.ワールドアパート
新生アジカンを感じさせる先行シングル。
高音にチャレンジの後藤さんの姿を垣間見れる曲。
何ともロックに相応しい、ロックな曲。
新しいアルバムの予感を感じさせる
そんなシングルだったと思われる。
(うっかり買い忘れたとかともかく。爆

03.ブラックアウト
auのCMソングにも起用された有名曲。
この曲を目当てで購入した人も少なくないはず。
曲はポップ感に溢れた、心地良いナンバー。

アルバムバージョンとなっているが、
後藤さん曰く、
「アルバム版の方が完成されている」との事なので
コレクションにコンピアルバムを買ってもいいが
こちらを買った方が、
本人達にとっては嬉しいのかも知れない。

04.桜草
ワールドアパートの荒々しさと対照的に
比較的起伏の穏やかな曲。
可愛らしい曲…という感じ。
このアルバムの中間的曲その1。
アルバム通して聴いていて、とても心地いい。
よく考えられて作られているよね。

05.路地裏のうさぎ
今までのアジカンスタイルを引き継いだ感のある一曲。
なので、ファンにとっては
ある意味とても聴き易い曲かも知れない。

しかし一部激しいシャウトがあったりする。
シャウトに関しては試行錯誤感が残るが…
間奏のメロディはピカイチ。

06.ブルートレイン
2006年初シングルだった曲。
正直、アルバムに調和していない気も
しないでもないのだが…
後藤さん的に、歌詞は満点だそうだ(笑
PVは面白いよね。笑

相変わらず、ドラムが光ってる。と思う。笑
(ちなみに私は伊地知さんファン
 …もとい、彼のドラムファンである・笑

07.真冬のダンス
結構正統派な一曲。
(起伏無い感じって事で・笑
歌詞がストレートながら、逆にそれが響く。
派手さはないものの、ポップで可愛い。

アルバム後半戦を予感させる、そんな一曲。

08.バタフライ
前作収録の「ラストシーン」に通ずる一曲。
イントロからメロディが切なく心に響く。
どこか物悲しさを含む歌声。
歌詞も焦燥感漂い、アジカン十八番という所です。

個人的にこのアルバム内で1,2位を争う
大好き曲なので、ちょっと語ってしまおう(笑

やっぱりドラムがいい。
(アジカン苦手な人にはうるさく聴こえるかも…
 でもそこがいいのだよ、それが特徴なのだよ
そしてギターの響きが凄まじく、いい。
この突き刺すような、それでいて儚い、
その音を作るのが大変彼らは上手いと思う。

そして曲の盛り上がり方が、いい。
間奏も、切なさを駆り立てて非常にいいのだ。
ああ、いい、この曲素敵。
…ダメだ、好きだとレビューにならん(笑

歌詞が、微妙にショックを感じる曲。
繊細である故、刺さるという所ですか。

09.センスレス
このアルバム中、一番面白い曲。
何がって、ひたすら展開を進めていく曲だからだ。
演奏する方はパワーが必要そうだ。

イントロの「ドッ、ドッ」が、
今までのアジカンにない始まりで
「おっ!」とまず思わせといて、
こう展開するんですか!?と度肝を抜く感じ。
予想不可能で飲み込まれる一曲。

歌詞も、歌いっぷりも、演奏も、
ノリが良くて楽しい一曲となってます。
終わり方も清々しく、
聴いている方も開放されたような気分となる。
ああ、そうか、このアルバムではこう考えてたのかと
音と歌詞ではっと気が付かされて終わる。

よく出来たアルバムだと改めて思う。

10.月光
エンディング曲、その1(笑
シングル「ブルートレイン」のカップリング曲として
収録されていた一曲。

センスレスで上がったテンションを
まぁ、落ち着かせようという所でしょうか。
最初の部分も長いしね。

シングル収録時より、すんなりと収まっている感じがある。

11.タイトロープ
エンディング曲、その2。
月光で締めてもいいのかも知れないが、
月光で締めると、ちょっと…最初に戻れない気もするので
(戻らなくてもいいのかも知れないけど
この曲が最後で良かったと思う。
アルバム総まとめ。


全体の感想
アルバム全体を通して聴いた時に、
まるで一曲のような錯覚を覚えるような、
その手法には舌を巻く。
曲、そしてアルバムの作り方は本当に上手いと思う。
よく計算されているし、
それがアジカンの持ち味でもある。

個々の曲一つ一つを見ていくと、
まだ洗練されていない部分があったりもするが、
前作ソルファが
卒なく作られた(と思える)アルバムだったので、
アジカンが新たな目標に突き進んでいる、
そんな印象を感じたアルバムだった。

今までの作品になかったタイプの歌詞が
多々見受けられるため、
最初聴いた時はとまどうこともあるかも知れないが、
センスレスの最後にも如実に現れているが、
このアルバムで後藤さんが言いたい事は、
決して悲観している訳ではない、
自分の弱い所を知った上で、
新たな一歩を踏もうとしている、
それに気が付くことだと思う。

メロディの面でも、歌詞の面でも、歌唱の面でも、
新たな展開を見せている、ファンクラブ。
もしかしたら、戸惑うかも知れない。
もしかしたら、馴染めないかも知れない。
しかし、このアルバムが今、
彼らが進もうとしている道なのだ。
変化を望まないのなら、聴かないでおけばよいだろう。
しかし、彼らの意思に触れたいのなら…
是非、聴くべきアルバムであろう。


…とまぁ、最後は
レビュー記事っぽく書いてみたりして…爆
なかなか面白いアルバムであることは間違い無いので
聴いてみるといいと思います。

…まぁ、でも何度か書いていますが
決して、彼らは穏やかなポップソングは歌いません。
ロック精神溢れる曲を歌っています。
だから、直接的な癒しの言葉を求めるのであれば。
このアルバムはオススメできるものでは無いです。
しかし、彼らの意思に触れたいのなら…


今後の彼らも、見逃せないのであります。
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